静岡でサーバルキャットが脱走!サーバルキャットの何が危険(危ない)?特定動物を調査!

静岡県静岡市葵区の住宅で飼育されていたサーバルキャットというネコ科の特定動物が逃げたというニュースがありました。

逃げたのは1歳のオスで茶に黒のヒョウ柄で、体長70センチ、体重10キロになります。

逃げた地域のすぐ近くには山があり、そちらに逃げたのではと私は思います。

今回、この脱走したサーバルキャットは特定動物に指定されていて飼育されて人に慣れていても危険はあるのではないかと気になったのでなにが危険なのか調査しました!




サーバルキャットとはなに?

2017年に放映されたアニメ「けものフレンズ」で一躍有名になったヤマネコになります。

さらに細かくするとブリーダーをしている方のところに説明がありましたのでそちらを紹介します。

サーバルキャットとは

サーバルキャットはアフリカ大陸に分布しているヤマネコで、アルジェリアの北部やモロッコなどにも分布しているが、サハラ砂漠より南のアフリカに多く分布しています。
体は細く四肢が長いので、颯爽としています。

毛はやわらかくて短いが、毛色は個体によって変化があり、全身が真っ黒のものも稀に見られるが、ふつうは黄褐色か黄色で、腹部や四肢の内側などは白っぽいです。

サーバルキャットの全身にはベンガルヤマネコのようにはっきりとした黒い斑点があり、ネコ科の中でも美しい動物です。首や肩の辺りでは黒い斑点が数本の線状になっています。この黒い斑点は尾にもみられ、斑がリングのようになっていて、先は黒いです。顔の頬や額にも小さな黒い班が見られ、耳の後ろ側も黒いが、トラのように淡褐色や白色の淡い部分があります。

引用:SEIRYU☆BENGALS

危険性はある?

始めに知っておいて欲しいことは、サーバルキャットは野生種になります。

  • 赤ちゃんの時から育て、人間に馴れていたとしても、家で買える様なネコにはならない
  • 小型でライオンなどの大型に比べると人間になつくが、本質的には気性の荒い肉食動物なので飼うには覚悟が必要
  • 一度逃げたら戻ってこない可能性もあり、基本的に単独行動をする生き物のため

飼育していて人になれていても、飼い主以外には懐かないとも言われているので不用意に手を出したりはしないほうが良さそうですね。

外にいるから危険といったことは少ないと思います。猫と同様で小動物を捕食しているためで、大型の鳥類を捕食した例は少ないためです。

飼うための条件は?

環境省に特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可についてとありましたのでそちらの一部を載せさせてもらいます。

人に危害を加えるおそれのある危険な動物とその交雑種(特定動物)は令和2年6月1日から愛玩目的等で飼養することが禁止されました。動物園や試験研究施設などの特定目的で特定動物を飼う場合には、動物の種類や飼養施設ごとに都道府県知事又は政令指定都市の長の許可が必要です。また、飼養施設の構造や飼養・保管の方法についての基準を守らなくてはなりません。手続等については、管轄の都道府県又は政令指定都市の動物愛護管理行政担当部局にお問い合わせください。

守るべき基準

1.飼養施設の構造や規模に関する事項

  • 一定の基準を満たした「おり型施設」などで飼養保管する
  • 逸走を防止できる構造及び強度を確保する

2.飼養施設の管理方法に関する事項

  • 定期的な施設の点検を実施する
  • 第三者の接触を防止する措置をとる
  • 特定動物を飼養している旨の標識を掲示する

3.動物の管理方法に関する事項

  • 施設外飼養の禁止
  • マイクロチップ等による個体識別措置をとる(鳥類は脚環による識別も可能)

引用:環境省ホームページ動物愛護管理法

まとめ

簡単ではあるのですがサーバルキャットについての危険性を書きました。

サーバルキャットは綺麗でかっこいいですが、その分飼育が大変だと思いましたね。飼うならばしっかり逃げたりしないように気をつけてもらいたいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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